夏の旅、サントリー京都ビール工場見学

サントリー京都ビール工場.jpg2009年の京都・奈良・大阪の旅の締めくくりは、サントリー京都ビール工場の見学。
実は、山崎蒸留所の見学をしようと山崎駅まで着いたものの、山崎は既に何回か訪れている。ただ、ちょうど駅貼りのポスターにサントリーの工場見学として京都びーる工場のことも書いてあった。
そしたら見学ができるということだったので、急遽予定変更。ビール工場に向かうことにした。

ちなみに、自分はいわゆる「ビール」のカテゴリの中ではサントリーが一番好きだ。
日本酒でも米と麹で造る純米酒があるように、ビールでも麦芽とホップで造る純粋なビールがある。
サントリーのビールである「モルツ」は、まさしく純粋なビールだ。
是非是非、「ビール」を買う機会があれば、ちょっと原材料を見て欲しい。

JR長岡京駅を降りて、そこから送迎バスなのだが、ここは注意した方がいい。バスの本数がマジで少ない。この日も結構な炎天下で30分ぐらい待った。

予め、工場に確認しておいた方がいいだろう。もしくはホームページを見ておくとか。
今回も着いてから電話したところ、お盆だが平日扱いで本数が少なかった。

そこで、「歩いたらどう?」と聞いたたころ

「相当距離ありますよ。。。」 (沈)

それで待つことにしたわけだ。

 

さて、工場の見学はビール原材料の話から製造工程を見て回るというというもの。
まずは麦芽の煮沸。

煮沸釜.jpgこのあたりの光景は、山崎でも見慣れたようなところだが、現代的な趣を感じるところが山崎とは違うように感じる。煮釜だけに暑かった。

ウイスキーと違って、古風なところが無いあたりビールらしい。途中、できあがったものを貯めておくタンクがあったが、すべてステンレス。いかにも工場的。

そして、できあがったビールの詰め工程。見学したときは、樽生ビールのラインが動いていた。

瓶詰め.jpg高速に大量のタンクにビールが詰められていくところは、ビールに限らずいつみてもなぜだか面白い。意味もなく見入ってしまうほどにワクワクする。

そして、最後はお待ちかねのビールの試飲。

試飲.jpg昼間っから飲むビールは何とも贅沢な感じがする。

試飲はもちろん「プレミアムモルツ」とスタンダードな「モルツ」。工場見学で学んだ原材料と醸造工程の違いを頭に飲み比べる。

上品で艶やかで香り高いプレミアムモルツと、ドシッとしたモルツ。日本酒で例えるなら、純米吟醸酒と純米酒の違いといったところか(無論、日本酒でこの二つの醸造工程はビール以上に違うのだが、その点はご容赦のほどを)。

好みとともに、折々の酒の肴に合わせて、飲み合わせる楽しみもこの二つのモルツならあるんじゃないかなと思い楽しんで、工場を後にした。

帰りのバス、実はまっすぐ駅に戻るのは少々モッタイナイと思う。長岡天満宮ぐらい見ていってもと思う。実は送迎バスは途中下車も出来て、帰り道、この長岡天満宮で降りて見物しつつ帰途についた。

 

長岡天満宮.jpg

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